TRPG:アリアンロッド2E本日発売

7月 20
2011

 僕にとって、人生を賭けるに値するTRPGが一つある。
 それが、「アリアンロッド」という名前のTRPGだ。

 実際にこれに人生を賭けるかどうかは兎も角、そう言ってもいいぐらいにこのゲームが好きだ。
 今は身内で主にダブルクロスをやっている僕ではあるが、やはり一番というべきはこのゲームなんだろうと思ってる。
 僕が初めてTRPGというものに触れる要因となった一作であり、今なお現役で頑張れるほどに面白い、中世ファンタジーTRPG、アリアンロッド。

 さてまぁ。
 こんな朝っぱらからいきなりこんなのを書いて何をするのかといいますと。
 今日は、このアリアンロッドに関する記念すべき1ページを飾る日になるでしょうから。
 
 
 
 アリアンロッド2Eルールブック、発売――
 
 
 
 この話を一月ぐらい前に聞いたときに、僕のテンションは最高潮に高まりました。
 やー、だって僕にとって原初の作品と言えるあのアリアンロッドが。
 僕にTRPGという世界を指し示してくれたあのアリアンロッドが。
 今再び、新しくなって誕生するなんて。

 そんなもん、嬉しくないわけがないじゃないですか。
 僕にとってのアリアンロッドっていうのは、曰く東方Projectにおける魂魄妖夢であり永遠のアセリアにおけるアセリア・ブルースピリットであり第二次スーパーロボット大戦αにおけるゼオラ・シュバイツァーであり、ゴッドイーターバーストにおける雨宮リンドウであり。
 つまり何が言いてえかってそのジャンル、つまり僕の知るTRPGにおいて最も愛している作品なのです。
 僕とあいつの出会いは、もう七年も昔になるでしょうか。

 初めてアリアンロッドリプレイ無印が発売された、2004年の3月ほどのこと(記憶が微妙に曖昧)
 兄の戸棚にある適当な文庫本を小説と勘違いして手にとったのが始まりでした。
 リプレイかぁ、面白いのかなぁなんて適当ぶっこいて読んでみたらあら不思議。いつの間にかその世界にのめりこんで、僕もこんなふうにゲームを遊んでみたいなどと思わされたものです。
 しかしルールブックが発売しても、僕という男は元々基本的に非コミュの口下手野郎。今から果たして社会に出て無事に働けるか本当に不思議ですがその辺はまぁおいておいて。
 友人と呼べる奴はいましたが、そいつらとは普通に遊ぶだけで僕の望むTRPGというのは微妙に息を潜め、普通に自分自身だけが読み物として楽しむだけに留まっておりました。

 ですが、時が過ぎて2006年の秋。本当に随分過ぎたな。
 なんとなくこのアリアンロッドの話題を高校の友人共に話してみたのです。
 そうしたら乗るわ乗るわ根っこがラノベ業界の連中。その時点では勿論理解する、という段階にはいきませんでしたがその時点から我々はなんとなく、ではありましたがTRPGというものに足を踏み入れ、遊びました。
 これが僕にとって初めてのTRPGであり、人生における初めてのTRPGでGMをやった僕というものの誕生でした。

 当時はリプレイを読んでいるだけでいざプレイするとなると何も解らなかった僕で、皆を戸惑わせたりもしました。
 ですが、皆が乗り気になってくれるたびに自分も嬉しくて、プレイしている間は僕らは間違い無くエリンディルの住人として戦っているのです。
 ですが、こんな風にしてアリアンロッドを休日にプレイしているのもその年が最後になりました。
 何せその年、我々は大学受験。本来であればゲームなんかやんねえで早く勉強しろと言われる年代です。
 大学に入り、高校の友人達と別れ、夏や冬、たまに集まっては他のゲームなどと一緒にアリアンロッドをやっていましたが、気づけばもう一年ほどプレイをしていない日々が続きました。

 そんな最中も、世間のアリアンロッドは止まりません。
 エリンディルとは異なる、アルディオン大陸の出現。
 その大陸を中心とした、リプレイ連作シリーズ「アリアンロッドリプレイ・サガ」
 ベネット見聞録や、さらには東方エリンディル世界にスポットは当たっていき――

 もはや、自分にとってアリアンロッドは手の届かない世界になっていました。
 我が子が、遠くに離れていってしまったような気分。
 僕は何となく、思い出の無印リプレイを読みふけりながら、又アリアンロッドをしたいなと思っていました。

 そんな最中、同人活動を始めてから交流のある友人たちと、TRPGをやろうという話になりました。
 その話題に上がったのはソード・ワールド。僕にとっては、中世ファンタジーゲームであると同時に古くから愛されるこのゲームをプレイしたいとも思っており、みんなで楽しくプレイし始めました。最初こそ戸惑いはあったものの、慣れてしまえばそのあたりは気にするべくもなく。
 ですが、プレイしていてやはり感じるどことなくコレジャナイ感。
 楽しくないわけではないのです。
 ただ、少し懐かしい思い出とは違う、そんなファンタジーの香り。
 成長を続ける喜びもありながら、それでいてもう少し、なんというかスケールのでかいことがしたい。
 そんな思いがちょっとだけ胸の中にありました。

 そうして、友人たちとプレイしていたソード・ワールド。
 そのなかで新しいゲームをやらないか、というので話題に上がったのがダブルクロス。
 今では一番盛り上がっているジャンルでしたが、またなんか新しいのたまにはやりたいねーなどと話す一同。
 
 
 
 そんな最中に。
 アリアンロッド2E発売の情報は、僕の耳に入りました。

 
 
 
 あぁ、思い出深しや、アリアンロッド。
 今思い返しても、思い出せないことなんて無い。
 プレイヤーたちを苦しめ、逆にプレイヤーたちに苦しめられ。
 GMを苦しめ、GMに苦しめられ。
 高レベルになると手に負えないプレイヤー一同の姿にGMが戦慄を覚えたのだって。

 あの懐かしい思い出が蘇って。
 今いるメンバーで、同じようなことをやりたいと、思いました。

 そんなわけで。
 僕は今日、アリアンロッド2Eを買いに行ってきます。
 まだ本屋が開店してないのですぐに行けないのが寂しい限りです。
 あと都心の方では相当早めに買った人がいるそうですね。くそう。●ァック。

 この文章を書き終わった十分後には、僕はルールブックを手に入れてると信じて。
 皆も、TRPGやりましょう。気心知れた仲間と、ちょっとのダイスさえあれば。
 いつだって僕たちは冒険者なんですから。

 アリアンロッド2Eルールブック(1)
 アリアンロッド2Eルールブック(2)

 冒険の舞台が、君を待つ。

 

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